4・5F
急性期を過ぎた患者様の寝たきりの防止と体の機能回復、そして在宅復帰へ向けて
回復期リハビリテーション病棟
1階にある広い訓練室と、各病棟にもある訓練室及び多数の言語聴覚療法室を活用して、日常生活へ復帰するための集中的な訓練を、リハ専従医や理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士等、多数のリハビリスタッフにより行う病棟です。
- 面談室
- 食堂
- ナースステーション
- エレベーター
- 病棟訓練室
- 病棟浴室(温泉)
- スタッフ
- 病棟専従医師
- 看護師
- 介護福祉士
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚療法士
- 医療ソーシャルワーカー
- 介護支援専門員
- 歯科衛生士 など
医師・看護師をはじめ、多数の理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士・医療ソーシャルワーカー等と協働し、より良い医療・看護・介護・リハビリテーションを提供することで、患者様の社会復帰をめざします。
また、口腔ケアや歯科保健指導についても取り組んでいます。
病棟訓練室病棟に設けられた機能訓練室では、患者様の回復の度合いに合わせたメニューをゆったりとした雰囲気の中でその人の能力を最大限に生かし、その人らしく生きるための援助を専門のリハビリテーションスタッフが行っています。
- 病室
完全バリアフリーの広く明るくゆったりとした空間で、どのベッドも窓に向いております。
また各病室に洗面、トイレが設置されています。1人部屋・2人部屋・4人部屋があります。
- 浴室
別府温泉を利用した広く明るく清潔な浴室です。介護浴槽の他に家庭用の浴槽を備えているのが特徴です。
家庭用の浴槽での入浴に慣れていただくことによって、ご自宅に帰られて時にスムーズに入浴できるよう考えられています。
入浴は週3回です。また、患者様のリハビリ状況に応じ7階展望大浴場での入浴も可能です。
- カンファレンス
回復期リハビリテーション病棟では、可能な限り在宅復帰をめざしており、患者様個々の日常生活動作を把握する為に、毎日医師と全スタッフがカンファレンスを行っています。
- 食堂
食堂のテーブルには患者様のお名前を貼っています。座る位置が決まるとやはり落ち着かれるようです。
サポートの必要な方にはスタッフが介護や世間話をして、できるだけ病院の堅苦しさのない、楽しい食堂をめざしています。食べる訓練を行うこともあります。
回復期リハビリテーション病棟各階57床
回復期リハビリテーション病棟の特色
当病棟では、様々な損傷・疾患等により日常生活に支障のある患者様に対して、寝たきりの防止と日常生活の向上を計ります。リハビリテーションプログラムを医師・看護師と専門のリハスタッフが共同で作成し、集中的に行います。
1階には大きな規模のリハビリテーションセンターがあり、患者様は個人にあったプログラムに沿ってリハビリに励みます。
対象となる患者様
- 脳血管疾患、脊髄損傷等の発症後又は手術後2ヶ月以内の状態。
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折又は手術後2ヶ月以内の状態。
- 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により生じた廃用症候群を有しており、手術後又は発症後2ヶ月以内の状態。
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経・筋・靱帯損傷後1ヶ月以内の状態。
- 上記に準ずる状態。
入院期間
当病棟に入院してから60日~180日以内(疾患によって異なる)と限定されていますが、良好な経過の方は早く退院できます。
また、退院時には各種在宅サービス・施設サービス等を専門のスタッフがご紹介いたします。