臨床工学科
高気圧酸素治療室とME室での業務を臨床工学技士2名で行っています。
高気圧酸素治療室
平成11年より第1種装置(SECHRIST社製2500B)を設置し、高気圧酸素療法を施行して低酸素症の改善、疼痛・腫脹等の病態の緩和、または再発予防の目的で治療を行っています。
当院では、脊髄神経疾患・末梢循環障害・骨髄炎の治療が過半数を占めています。
また創傷治癒や骨癒合の促進等の効果も得ています。治療時間は約90分となっており、1日に最高で4例の治療を行う事ができます。
ME室
平成17年よりME室を設置し、人工呼吸器・除細動器・各ポンプ類・生体情報モニタ等医療機器の集中管理を行っています。
臨床工学科ではこれらの機器の点検・修理・貸出・消毒・選考・教育・メンテナンス等を主な業務とし保守管理を行っています。
医療機器管理システムを導入し、機器の貸出・返却などの在庫管理や使用・修理・点検状況等を把握し効率的な医療機器の運用に役立てています。
ME室にはいつでも点検・消毒済みの機械を準備していますので、安全で清潔な機械を各勤務帯・必要時に借りる事ができるようなシステムになっています。